※本誌の展開が不穏な感じですが取りあえず15年後です。そしてわりとラブラブです。
リボーンが出てこなかった…
のに、リボラン。
ランボさんは巨乳だと思うよ(笑)
だって牛だから、ね…!(HENTAI!
…なんか髪型がミランダさんみたいだなぁ
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「はっ、はっ、はっ、」
早く早く。
気ばかり急いて、走り続けた足はそろそろ動かない。
「…っは、ぁ、」
早く早く。
彼に会いたいのに。
「…っ、」
足が縺れて転びそうになる。
転んでいる暇なんてないのに。
必死に体制を立て直して、また走る。
「あれ、ランボ」
「…ボ、ゴレ、ッは、…こ、ちわ、」
「大丈夫?」
「は、ぃ」
ボンゴレ10代目。
このひとがいるってことは、彼も帰っている筈。
ずっと走って来たせいで弾む呼吸を、どうにかして整えながら確認する。
「あの、リボ、は、」
「あぁ…リボーンなら執務室にいる筈だよ」
執務室。
彼の執務室は確か、いちばん端だ。
「有難う御座いますボンゴレ、」
「うん。…あ、ランボちょっと待って!」
「はい?」
「シャツ。凄いよ」
「えっ…あ」
なりふり構わず走ったからだろうか。
もともと大きく開けていたシャツが乱れて、下着が少し覗いていた(因みに今日は薄いピンクで小さな花の縁取りがある)。
…ボンゴレの顔が僅かに紅いのはそのせいか。
「あ、はは…」
「直して行ったほうがいいんじゃないかな」
「そ、そうですね」
危ない危ない。
このまま行っていたら間違いなく食べられた。
多分顔を合わせて3秒くらいで。(1、2、3、ガバッ!)
シャツを軽く直して、もう一度ボンゴレに向き直る。
「ではボンゴレ、失礼します」
「うん。今日はリボーンにしてもらう仕事は無いから帰ってもいいよって言っておいて」
「はい」
「ランボも。一緒に帰っていいからね」
「…、はい!」
嬉しい。
嬉しい。
2ヶ月ぶりに会える。
一緒に帰れる。
今日は買い物をして帰ろう。
会えなかった間に作れるようになった料理を作ってあげよう。
彼は16歳で丁度成長期だったから、この2ヶ月の間にきっと背が伸びてるだろうな。
…早く、会いたい。
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