「死ねリボーン!」
あぁ、またきた。
子牛のこと。
「ツナ、次だぞ」
「えっちょっ…いいわけ、あれ?」
「気にすんな」
ランボ。
牛柄の服をきて子牛の角をつけて、もこもこした頭からいろいろ武器を出す。
「オレは格下は相手にしねーんだ」
「「………!」」
アイツは見ていて面白い。
勝手に転んで必死に我慢して、我慢したぶんオレに向かってくる。
ひょいとあしらってやると、やっぱり必死に我慢して、
「が…ま、ん…」
「う、うわっ!?」
我慢しきれずに泣く。
ぼろぼろと泣いて10年バズーカを使う子牛。
10年たってもそんなに変わらない…と思う。
…オレは10年後よりも今の方がいい、年も近いし。
いじり甲斐もあるし。
とりあえず適当にあしらうと、子牛はどこかに逃げていった(泣きながら)。
ま、明日も来るだろ。
別のファミリーのスナイパーだから、別に殺しても構わない。
それでも殺さないであしらっているのは、ピーピー泣きながらも次の日にはケロリとしてやって来るこいつが面白いから。
―子牛の角はまだまだ小さい。
もうちょっと手応えのあるヤツになるまでいじり倒してやるか。
※※※※※※
あれ、オチを忘れてしまった
我が弟子に捧ぐ!
てゆかふつーに呼んでいいの?
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